はじめに
採用されている持ち物,努力値,技構成は全て役割論理仕様となっております。
こういうのを真面目に書いたこともないし、なんなら他の人が書いてるのも真剣に見たことがほとんどないので色々拙いところもあるかとは思いますが多めに見てやってくださいよ。ははっ(なんだてめぇ)
構築経緯
時は7月19日
真夜中
私「やべぇ…ランクバトルで順位5桁まで溶かしちゃった…鉢巻ランドロス強いけどこの構築のままだとこの流れじゃ厳しそうだし構築変えとこうかなぁ…できればヒスイヌメルゴンだけは変えないようにしたいなぁ…そういえばTLで鉢巻ディンルー強いみたいな話流れてたし使ってみようかなぁ…」←実際にこんなことは言ってないよ
メンバー紹介
パルデアケンタロス(ウォーター種)
鋼テラスタル
HP244A252B12
ウェーブタックル
インファイト
ストーンエッジ
じしん
地味ながら数値や耐性のバランスの取れたポケモン
炎ケンタロスと比較するとパオジアンのテラスタルに破壊されやすいという難点もあるが今回パルデアケンタロスのウォーター種を採用した理由に関しては以下の2点
・地面弱点が嵩まず一致の水打点を振れる
・炎ケンタロスよりもテラスタルの奇襲を誘発しやすい
特に相手が水打点はレイジングブルに違いないと考えているのかは知らないがその程度なら受けれると出てきた耐久振りの甘いハバタクカミが出落ちする場面も多かった(終盤だと物理耐久にいい感じに振ってるせいでミリ耐えされてしんどい場面も多かった)
これだけだと炎ケンタロスでも同じことが言えるがディンルーが水弱点なので盤面を見て撃つ技を選べる。また、タイプが水ウーラオスと被っているのも相まって相手にわかりやすいメタテラスタルを切られやすく早めの対策手を打ちやすいというのがメリットにもなってくる。
また、隠れた強みではあるがアクアジェットの可能性をちらつかせて残り体力が少ないポケモンを引かせやすいというメリットもある。
またこのアクジェが読まれやすいというところの絡みでいうと襷パオジアンが切り返しテラスタルを切ってきて威嚇を入れたおかげで耐えた場合アクジェを警戒しての不意打ちでゴツメが発動して相打ちという場面もあったりと幻想が役立つ場面も多かった。
技は一致のウェーブタックルとインファイト、主に飛行タイプへの交代読みに刺すストーンエッジ、サーフゴーへの交代が読めている時や反動なしで鋼タイプや岩タイプへの遂行をする時に使う地震とどれもそれなりの使用頻度の4つ構成。水テラスタルに打点がなくなるのでそこへの打点が欲しいが技の威力が低すぎてSバフ技にしかならない草分けと同じく低性能気味のワイルドボルトしかないので断念。パワーウィップぐらいの性能の草技もらえてたら地震を切ってでも入れれたのにだけどたらればは云々。
テラスタイプはフェアリー草飛行への切り返し兼逆鱗空元気半減のための鋼とした。
ディンルー
フェアリーテラスタル
努力値HP36A252D220
持ち物 こだわり鉢巻
じしん
じごくづき
ストーンエッジ
テラバースト
まさにパルデアの地が生み出した化け物と言っていい。数値こそ速さと特攻を切り落としてそれ以外に盛りに盛ったというバカスペックだが肝心のタイプの弱点耐性的な環境への刺さりが非常に悪くテラスタルを強く強要される。流石に数値がバカなのでテラスタル切らずともある程度の能力は担保されてるがかつてのメガシンカ前提ヤケモンのようにテラスタルを切ることで他の奴らよりもより高いスペック向上が狙えるというタイプの強さ。
一般的な型の場合はテラスタルを切って場を整えながら削りを入れるのが主流だが鉢巻フルアタで運用することで対面を切り返しながら1匹を致命傷以上に持っていくパワーで先に盤面を取ることができるのが強み。
反面ここにテラスタルが寄るのでここが刺さりきらないと切り返されやすいという欠点がある。ヤケモンの中では数値を活かして誘導しつつテラスタルで切り返すといった対面寄りでの運用もでき、純粋なヤケモンとしてのサイクル能力ではバンギラスには見劣りはするという評価がなされてきたがバンギラスと違いテラスタルでの格闘タイプへの切り返しやすさを評価しての今回の採用に至った。出す場合はできる限り早めにテラスタルを切りバカ耐久フェアリーとして運用していく立ち回りも視野に入ってくる。この手で何度も初手ウーラオスを倒してきた。物理地面枠としては相手のディンルーと対面した時にジリ貧になりやすいという欠点もある。
今回はカミへの対処を意識してD厚めにしているが構築によっては格闘へのより強い切り返し意識を持つならBに厚めでもいいかも。
ヒスイヌメルゴン
水テラスタル
努力値HC252 D4
持ち物 こだわり眼鏡
この構築の中で唯一のレギュレーションD追加勢、ポケモンが人間の支配下にいない過酷な環境が生み出したハイバランスモンスター。
役割論理的にもヘビーボンバーを入れた両刀で瞑想カミに勝ちやすくする型はあるが今回特殊一本にした理由としては
・水テラステラス瞑想カミにはどうせきつい
・対面力の高さも考えて過労しにくくしたい
・眼鏡ドラゴンはロマンやん()
辺り。
鋼ドラゴン自体は鋼の龍や妖に対する耐性がなくなっていたりするので純粋な鋼枠として見ると物足りないが特殊受け枠として見た際には大きく話が変わってくる。
前シリーズまでヤーティを大きく苦しめてきたテツノツツミに対する役割上の有利が非常に頼もしく大文字を採用することで眼鏡サーフゴーのシャドーボールを2耐えでき返しの眼鏡大文字でしっかり落とすことが可能。
サーフゴーはディンルーでフェアリーテラスタルを切るやいなややってくることが多いのでこいつが裏にいることで先切りテラスタルの欠点を補うことも可能。また一致技両半減、一定数立てこもる型の存在、思いの外炎技採用が低いなどの理由が重なっているのか体感でのサーフゴーの被選出率は高めだった上に、素早さを削って得られた防御種族値も便利で威嚇込みの物理アタッカーの1発と役割対象の特殊1発を耐えたりすることから選出した際の腐りにくさは結構高いと感じた。
鈍足で火力は並の受け性能高めという特徴はディンルーと似ているが数値がさらに一回り高い代わりに耐性が強くなくテラスに依存してしまうディンルーとは違いテラスタルを切らなくても遂行能力が高いのが特徴
ただ対策困難を相手にしつつ腐りにくい代わりに火力はイマイチ物足りないので神器を渡したいという点や鋼の弱点が2つ残りながら鋼タイプのメイン耐性が消えているといった癖から構築難易度はほんのり高めであるという風には思った。
両刀が環境に多いせいか水ロトム対面で鬼火を誘いやすいので眼鏡持ち目線ではかなりのボーナス行動誘えてるなってにっこり。
水テラスタルで重いイーユイへのケアや氷地面格闘を対処しやすいようにした。
ボーマンダ
炎テラスタル
HP148 A28 B76 C252 D4
りゅうせいぐん
ぼうふう
だいもんじ
じしん
両方での運用
地震でヒードランに強めにしている
物理型を読まれるので強くヘイラッシャを呼ぶという特徴が常に一貫しており、草+ドラン,ラッシャ+ドランといった並びにはヤケモンの中ではダントツに強い。また敢えてカイリューじゃないならダブルウィング入れてるんだろって動きもされることがたまにある(襷水ウーラオスが一致技撃たないのに水テラス、虫テラスして身代わりしたヒードランが身代わり割られる前にヘイラッシャバックなど)
ただフェアリーテラスタルドランは無理なのがドラン対策枠の中での難点
努力値は両刀珠ボーマンダの有識者であるあんこぽけ氏の使っていてXの方に上げていた調整をマルっとパクらせていただきました!(悪びれて)
りゅうせいぐん+地震でHBもHDもキョジオーンを貫通できるらしい程度のA振りと珠ダメージ調整、ついでにある程度Bにも厚くとのこと。
炎テラスタルでパオジアンへの最終手段対処を意識していた。
ラウドボーン
悪テラスタル
努力値HC252B4
持ち物 木炭
パルデア御三家のワニ
最初はクレセリアに対する対策枠としての採用
終盤クレセリア自体の数は大きく減ったものの終盤に向けて増えてきたオオニューラや中堅ながらも対策の難しめな初手要員のテツノブジンに出しやすく不意にきた時に困るクエスパトラウルガモスといった積み要員に強い。炎ヤケモンの中では上位への役割は薄めだが、中堅ラインの補完には面白い耐性,種族値,技範囲をしていると思いました。
また今回の構築は鈍足の中火力にこだわり神器を渡していた影響で不意にやってくる受け構築が若干重くなりがちなのでそこに対してフレアソングでメタを張れる。
天然のヘイラッシャが止めに来るのでアイテムも木炭よりも呪いのお札とかの方が便利な可能性はあったかも。
テラスタイプはアシパを無効にし霊悪耐性を得れる悪テラスタル。
使い所はあって悪くはなかったけど受け崩しを意識するなら地割れ無効の飛行テラスタル、シャドボ強化の霊テラスタルの可能性は見えてきたかも。
ドータクン
最遅
炎テラスタル
HP244 A252 B12
浮いてる補完枠その②
最後に置いた枠
ここデカヌチャンにすれば地面重くなるけどカミとやりやすくなるなぁとか水ロトムにすればフェアリー重くなるけど地面タイプに遂行しやすくなるなぁとか落第生だけどアーマーガアにしとくと霊等倍で地面無効だからバランスよくなりそうとか色々考えながらも安定した鋼打点、氷技を使える、地面とフェアリーに同時に耐性があり構築が締まるなどの理由からの採用。採用率低いながらも来られると困る化身ランドロスに強かったのもよかった。テラスタイプはシーズン3の時にレート2000達成したてらまつ氏の構成をパクった時に変えたのをそのままにしてたので炎テラスタルのままだが現環境だと鋼テラスタルでジャイロの火力上げに特化させた方がいいかもしれない(そもそもタクンでテラスタルを切る機会はなかったが)
特に対処難しかったポケモン
・ガチグマ
遅いのが主流だった内はいいけど環境の変化の中で徐々にSラインが上がっていき草分けも増えてテラスタイプも多様化して一気に対策困難に
大きくレート溶かしてた時は大体こいつにやられてたみたいなところがある
・カイリュー
ディンルーケンタの並びで誤魔化してみたりするがこの辺が過労するケースや飛行テラスが結構キツめ。タクンの使い方が深まってくるとこの辺への処理の理解も深まりそう
・イーユイ(特にスカーフ以外のアイテム持ち)
バンギラスが入らない関係上ここはどうしてもキツくなる。水テラスヌメルゴンや水ケンタロスで対面処理できる型なら対面処理
またヒスイヌメルゴンはスカーフイーユイ程度なら余裕を持った対面処理が可能で草やフェアリーテラスタルのイーユイには強めまであるのでここを上手く活かしていきたい
・ウーラオス
まず役割論理仕様でここに不利対面を取ると一気にやられることも多い(特に鉢巻水テラス)ので立ち回りの上で明確な不利を取ると難しいので注意。できればここにテラスタルを回されないようにテラスタルでの奇襲も意識してガンガン崩していきたい。積み持ちも鉢巻もいるの嫌だぁ
不意の一撃やめてくれ〜
・ハバタクカミ
まず臆病眼鏡のムンフォシャドボを考えると正規の全ヤケモン見てもD振りドオー以外ではどちらも2耐えは無理という問題があるので眼鏡ハバタクカミを意識するなら構築単位での一貫の切り方が肝になってくる
またブーストエナジー型は瞑想甘える痛み分けといった補助技を絡めてくることが多くそこに対してはDに厚くすることで抜群ムンフォ+テラス後等倍ムンフォを耐えれる上に鉢巻持ちがバレるまでは甘えるをされにくい鉢巻ディンルーの立ち回りが肝となる。
またこれはこのレギュレーションに限らずの話だが格闘ヤケモンを使う際に格闘技を読んでカミが受け出しをしてくる場面が多くはなくとも少なくはなかったので霊フェアリーの耐性が弱いという弱点を付けば何もさせずに出落ちさせることも可能だということはかなり重要となる。
今後の展望
いわゆるレーティングの機能があるポケモン対戦はウルトラサンムーンの時代からやっていて勝てない期間が長くて苦労してきた。剣盾期にはシーズン9になって勝てるようになるまでポケモンやさぐれ期があったりSVでも最初は10万位まで落ちたり、正直今回勝てたのも純粋に実力が上がったというよりどこまで溶かしても溶かしても諦められなくて最後に神風が吹いてくれてなんとか勝てたところが非常に大きかった。
完璧な構築も完璧な立ち回りもないのでこれからも頑張っていきたいと思います。
Special thanks
応援してくれた全ての方